Loading...

srMain_mass.pngsetsumeikaiMS1.pngGFCsystem.png

  • srMainBtnSignUp2.fw.png
  • srMainBtnUser2.fw.png
  • btnForm.png

【分析を申し込むために】
2. 分析項目選択の参考に

ここでは, 分析項目名と使用装置の対応について御案内します.

分析項目名と使用装置の対応表

分析項目名 対応装置名および測定範囲  (m/z) 基本的考え/注意事項
EI スペクトル測定(DIP)
EI 精密質量測定 (DIP)
EI スペクトル測定(DEP)
EI 精密質量測定(DEP)
EI スペクトル測定(GC導入)
EI 精密質量測定(GC導入)
JEOL JMS-T2000GC

測定対応範囲
m/z35~800
ほか応相談
  • 基本的に単一条件での測定.
  • 揮発性の試料はGC導入を行う.
  • DB-5MS 15mの短いカラムで速い昇温条件を用いるため,混合物の場合,分離が不十分になることがある.
  • 分子量が大きくGC導入できない試料については直接導入(DIPまたはDEP)を行う.
  • Mの相対強度が1%をきる場合についてはHR測定が難しい.ただし,小さくても安定したピークであれば測定可能な場合あり.
FD スペクトル測定
FI スペクトル測定
JEOL JMS-T2000GC

測定対応範囲
m/z35~800
ほか応相談
  • 当部門では,その他イオン化法で対応できなかったFD向き試料に対して分析を行う.
  • 納期に数週間いただいているため,お急ぎの場合,精密質量測定をご希望の場合には農学部測定室のFD/FIをご利用いただきたい.
ESI スペクトル測定(通常)
ESI 精密質量測定(通常)
APCI スペクトル測定(通常)
APCI 精密質量測定(通常)
Thermo Scientific Exactive Plus

測定対応範囲
m/z50~750
m/z200~2000
m/z300~4000
定型的に測定
  • フラグメント化しにくい測定で,分子量の確認に向く.
  • 当方の分析の中では一番速く分析を行うことができる.
  • Flow injectionを用いておりカラム分離は行わない.
  • 送液溶媒はMeOHを使用.試料溶解についてはMeOH,アセトニトリル,アセトン,クロロホルム等を使用可能だが、MeOHに対しすぐ分解・析出する試料は分析できない.
ESI スペクトル測定(特殊)
ESI 精密質量測定(特殊)
JEOL JMS-T100LP

測定対応範囲
m/z50~2000
m/z200~4000
m/z200~6000
m/z1000~8000
ほか応相談
  • 主としてMeOH以外の溶媒を用いる測定や,分析条件を細かく検討する測定を行う.(金属錯体化合物ほか)
  • 高m/z領域では,通常測定に用いる装置よりピーク強度が得られる場合がある.
  • 使用する溶媒,試料の性質などによって測定の時間が異なる.割増料金設定で個々に対応する.
  • 各種条件検討を行う場合や,測定後メモリー除去が必要になる場合なども割増料金が必要.
ESI スペクトル測定
infusion(nano)
Thermo Scientific LTQ Orbitrap XL

測定対応範囲
m/z50~2000
m/z2000~4000程度は応相談
  • ナノスプレーヤ―を用いた微量分析を行う. シリンジポンプを使用したinfusion法.
  • ESIのみ対応.
  • 分析依頼時に担当者と打合せが必要.
  • タンパク質・ペプチドの分析に有効.
  • MS/MS測定前のスペクトル確認に有効.
MS/MS
高分解能低エネルギーCID
Thermo Scientific LTQ Orbitrap XL
  • ESI-MS infusion法専用.
  • 分析までに時間を要する場合がございますので,事前にお問い合わせください.
GC/MS スペクトル測定 JEOL JMS-TQ4000GC

測定対応範囲
m/z35~500
ほか応相談
  • スペクトル測定対応.
    (精密質量測定はできない)
  • 各種GCカラム分析条件での測定に対応.GCカラム持ち込みによる測定も行う.
  • SPMEによる導入も可能.
GC/MS 精密質量測定 JEOL JMS-T2000GC
  • GC分離を必要とする精密質量測定(イオン化法EI).
LC/MS
(R15000-10000)
Thermo Scientific LTQ Orbitrap XL
  • 逆相系LCカラムにて分析.便宜上,移動相を固定しています.
  • 詳しいLC条件は,5.各種分析項目についてをご参照ください.
  • 分析依頼時に担当者と打合せが必要です.
LC/MS/MS
(R15000-10000)
Thermo Scientific LTQ Orbitrap XL
  • LC/MSにて検出されたピークに対して プリカーサーイオンピークの指定を行い, MS/MS分析を行います.
  • 逆相系LCカラムにて分析.便宜上,移動相を固定しています.
  • 詳しいLC条件は,5.各種分析項目についてをご参照ください.
  • 分析依頼時に担当者と打合せが必要です.
タンパク質同定 Thermo Scientific LTQ Orbitrap Elite
  • タンパク質酵素消化後のペプチド断片を nanoLCに供し,溶出する画分の MS/MSスペクトルをデータベース解析する ことにより,タンパク質の同定を行います.
  • 分析までに時間を要する場合がございます ので,事前にお問い合わせください.
  • 前処理条件につきましては,各種メーカー より市販されているMS用酵素消化キットを ご利用いただくか,書籍等を参考にして ください.
  • 当部門では,LCのオートサンプラーにセット できる状態の試料をお預かりします.
  • ゲル片での申込はできません.