Loading...

srMain_mass.png

  • srMainBtnSignUp2.fw.png
  • srMainBtnUser2.fw.png
  • btnForm.png

【分析を申し込むために】
3. イオン化法選択の参考に

質量分析で取り扱われるイオン化法は多種類あります.
当部門で取り扱うイオン化法は5種類.
研究目的に合わせて,化合物の性質に合わせて選択する必要があります.
お申込の際,イオン化法選択に迷われた場合には,下記をご一読の上,分析担当者へご相談ください.


あいにくMALDI法が可能な装置は設置していません.
MALDI-MSのデータが必要な方は,オープンファシリティをご利用ください。
( オープンファシリティについてはこちら)

 

イオン化方法 適している試料 主な検出ピーク 特徴
EI 揮発性試料
熱に安定な試料

M+・
フラグメントイオン
  1. ほとんどすべての揮発性化合物に有効.
  2. 揮発性の高すぎる試料は,直接導入法を用いた場合,装置排気中に試料も一緒に飛んでしまうため,イオンピークが得られないことがある.その場合には,GC-MSを利用.

    ※導入方法の選択について

  3. フラグメントイオンピークが検出されるため, スペクトルから構造解析を行う事ができる.
  4. 分子イオンピークが小さいか,現れないことも ある.
  5. 場合により,12eV~程度まで下げて分子イオン ピークの相対強度を高めるような測定を試みる.
    (低エネルギーイオン化法)
FAB
 受付停止中
難揮発性試料
熱に不安定でも可
[M+H]+
[M+Na]+
[M+Matrix+H]+
[2M+H]+
[M-H]-
[M-H]+
M- など
  1. 試料を溶媒に溶解し,グリセロールなどの液体Matrixと混合してターゲット上に塗り,この試料層にXeの高速中性粒子を直接衝撃することによってイオン化する方法.
  2. 難揮発性化合物,不安定性化合物, 高分子量化合物のイオン化が出来る.
  3. ただし,試料がある種の溶媒に溶解することが 必要.混濁したり分離していては,良いピークが得られない.
  4. 低m/z領域にMatrix由来のピークが多く見られるので,低分子量化合物の測定結果はスペクトル解析が困難になることもある.
  5. Matrixには Glycerol,Thioglycerol,TEA,DEA,m-NBA,NPOE などがある.
  6. 生成する分子種が多様であるため,解析する際には試料の性質や塩類の混入などを考慮し判断しなければならない.
  7. 負イオン測定でも,[M-H]-だけでなく,M-などがでることがある.
ESI 高極性試料
不揮発性試料
高分子量試料
[M+H]+
[M+Na]+
[M+nH]n+
[M-H]-
[M-nH]n-など
  1. 高電圧をかけたキャピラリー先端から試料溶液を乾燥窒素ガスとともに噴霧し,イオン化する方法.
  2. 高極性,不揮発性,高分子量化合物の測定に適している.
  3. 無極性化合物には適してない.・・・
    (実際はEI,FABの適応範囲と重なるところも大きい。)
  4. ペプチド・タンパク質などの測定では,多価イオンが検出されそのピークをもとにデータ処理を行うと分子量を算出できる.
  5. 試料量がFAB-MSの1/1000程度で十分な感度が得られるため,試料が少量しかない場合も有効な場合あり.
  6. EI-MSでフラグメントイオンピークのみしか得られず, どうしても分子イオンピークの確認が必要なときにも有効な場合あり.
APCI

 

 
FD, FI