機器分析受託サービス
Instrumental Analysis Service
プロテイン(ペプチド)シーケンサーは,タンパク質試料についてエドマン分解反応を行い,それにより遊離した末端アミノ酸をHPLCにより同定する装置です.分解を繰り返すことでタンパク質のアミノ酸配列を解読することが可能です.
当部門の装置ではタンパク質のN末端からのアミノ酸配列を知ることができます.
プロテインシーシーケンサー(ペプチドシーケンサー)はデリケートな機械であり,予期できないトラブルにより 分析データやサンプルが失われることがあります.あらかじめご承知おきください.
装置停止中にご依頼があった場合、翌月から装置を立ち上げますので、分析開始までお時間を頂戴いたします。装置の状態は、分析進捗状況ページでご確認いただくか、電子メール等でお問い合わせください。
装置稼働中はサンプル到着順に分析を行います。すでに依頼された分析の終了後も1週間程度は装置を停止せずお待ちすることも可能ですので、ご依頼予定の方は、お早めにご連絡ください。
複数サンプルを依頼される場合は、装置立ち上げを繰り上げて対応することも検討いたしますので、その旨ご連絡ください。
通常分析 :ペプチド量20 pmol以上で分析可能
試料量,解読を希望する残基数,分析料金などを参考に分析項目をご選択ください.
解読残基数は, 先行文献があればそれを参考に決定してください.
予備実験・大量発現タンパクの確認(5 残基程度),既知タンパクの同定(8 ~10 残基程度),未知タンパクのPCR Primer設計(15 ~30 残基程度)などがよく行われます.
条件の良いペプチドであれば,40 残基程度まで解読できることがあります.
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