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【分析を申し込むために】
5. 提出試料の準備

当部門では,アミノ酸組成分析で使用する試料について以下のことをお願いしております.
必ず事前に目を通してから試料の準備,および分析申込ください.

おことわり(分析できない試料について)

感染性・放射性の試料や,危険有害性のため特別な取り扱いが必要な試料

分析に使用する試料量について

  • ニンヒドリン法により1 種のアミノ酸で組成されているペプチドのアミノ酸を正確に定量するには,ペプチド成分として2 nmol以上が必要です.極端に組成が偏ったペプチド(コラーゲン等)以外であれば,ペプチド成分として50 μg程度となります.
  • 当方で加水分解操作(有料)も行う場合,1 回の加水分解に使用する量は,ペプチド成分として100~数100 μgになります.装置に導入する時にデッドボリュームが生じますので,最大でも試料全量の5 割程度までしか分析することができません.
  • 遊離アミノ酸の分析では,保持時間の変動を抑えるため分析用の0.02M塩酸水溶液で3 倍以上に希釈して分析を行います.アミノ酸量が微量で希釈を避けたい場合には,あらかじめご連絡ください.

提出していただく試料について

  • 基本的に試料は乾固し,ペプチド成分として数mg程度を1.5 mlチューブ(推奨)などの密閉した容器に入れお持ちください.
  • 再現性を得るため,不均一な固体試料は,凍結乾燥後に粉砕していただくなどで,均質な粉末にしてお持ちいただくことをお勧めします.ご提出いただいた試料は均質と考え分析を進めます.
  • 試料量の全量が極端に微量な時(100 μg以下)はこちらで秤量することはできません.試料量が少ない場合は1.5 mlチューブまたは加水分解用試験管(パイレックス12 x 120 mm;試験管はこの大きさ以外受け付けられません) の底に乾固してお持ちください.(水洗後500 ℃で4 時間以上加熱処理した加水分解用試験管は当室にも用意があります)
  • 溶液のときはぺプチド成分が1~5 mg/ml程度の濃度になるように調製し,1.5 mlチューブ等の密閉容器に入れお持ちください.ガラス製の試料管はペプチドが吸着することがありますので,微量サンプルのときにはご注意ください.または,加水分解用試験管の底に乾固してお持ちください.
  • こちらで秤量をおこなえないような微量サンプルや溶液サンプルである場合は,申し込み用紙に試料量についての情報(ペプチド成分がどの程度含まれているか)を必ず記入してください.