【必読】注意事項
　1.　試料はガラス容器に入れる

プラスチック製容器は静電気を誘発し，精密な秤量に影響を及ぼします（※薬包紙、ジップロックも不可）．

• フタはパラフィルムなどではなく，きちんと密閉されるものにしてください.
• 容器の外側はきれいにしてお持ち下さい（測定環境の汚染につながります）． 　　　　
• 試料は、容器の半分以下にしてください（開封時に飛散します）. 　　　　
• 小さすぎる容器、大きすぎる容器は、秤量困難なため、ご遠慮ください（内径1～2cm, 高さ4～5cm程度推奨）.

 

【必読】注意事項
　2.　含有されている可能性がある“元素の種類と量”は必ずお知らせ下さい

【試料情報入力に関するお願い】　

原料や溶媒が混入している可能性がある場合, C・H・N・O以外の元素を含む可能性がある場合は, 試料情報入力欄に必ずご入力ください.
これらの情報が未知の場合は, 担当者にご相談ください.

【含有元素の情報が必要な理由】

CHN分析装置はおおよそ以下のようなつくりになっています．　　

試料は燃焼炉で高温分解・酸化・還元されて最終的にH₂O・CO₂・N₂（気体）となり，検出器へ
送られていきます．
C・H・N・O以外の元素の種類や量によってはそれらが装置の汚染や劣化につながり，
その試料以降の分析値に著しく影響を与えることがあります．
含有される元素についての情報はとても重要です．ご理解の上，ご協力いただけますよう宜しく
お願いいたします．

 

【必読】注意事項
　3.　できるだけ“均質化“した試料を“適切な“量でお持ち下さい

【均質化とは】

通常分析に供する試料は2～3mgです． 質や形状が不均一な試料では，正しい分析値が得られない可能性が
あります．