グローバルファシリティセンターについて

センター長よりご挨拶

グローバルファシリティセンター センター長 網塚 浩

学生の頃、合成した化合物の結晶構造を低温で調べるために、どこかに最適なX線装置を配備した研究室がないものかと、学内を探し回ったことがあります。まだインターネットが普及する前でしたので、噂や知人のツテに頼る時間のかかる作業でした。時は経ち、欲しいものは何でも先ずネットで検索する時代になりました。「X線」と打てば、少なくとも学内の関連装置がずらっとリストアップされ、装置の仕様やコンタクトパーソンがすぐにわかるシステムは、研究大学として整備すべき必然の機能といってもよいでしょう。さらに、もし利用できる装置や分析サービスの情報が、本学だけにとどまらず、例えば海外の協定校との間でも共有されていれば、交換留学や共同研究の幅も拡がり、計画の立案にも役立つことでしょう。グローバルファシリティセンターは、過去10年の間に北大が培ってきた先端機器共用システム「オープンファシリティ」を、国際化を加速する本学の改革の歩調に合わせ、グローバルな視座に立って拡充、発展させることを目標にしています。研究・教育の下支えの更なる強化はもとより、機器共用という新たな人と人とのつながりを生み出し得る場を最大限に活性化し、学内外との共同研究の創出や、研究・教育の国際的な連携強化に寄与することがミッションです。スタッフ一丸となって大学の新しい可能性にチャレンジし続けるセンターでありたいと願っています。本学の機能強化、研究・教育環境の一層の充実のため、本センターに対する皆様のご協力とご理解、ご支援を切にお願い申し上げます。

事業について

「グローバルファシリティセンター」は、北海道大学が先端機器・設備の共用化を目的に活用・普及を進めてきた「オープンファシリティ」をさらに発展させ、機器共用の促進だけではなく、北海道大学が保有する高度な研究機器や分析技術を活用した、国際的な教育、人材育成拠点としても大きな役割を果たすことを目指しています。学内研究基盤の整備、北海道大学以外の研究者・技術者への供用の促進、装置の研究開発、機器分析の受託、本学が保有する高度な研究機器の国際的な供用の促進などを目的としています。

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